たねんそうしこう

書く人は大学生です。インドアだったりアウトドアだったり。

イタリアに行こうとしたらトルコで飛行機を逃した

ヨーロッパは遠い。

これは自明の事実です。反対にあちらから日本も遠い。東アジアのことを極東(Far East)ということからもそれはわかります。南極、北極、極東。つまり地球の端っこ。

東京からロンドンまでは地図上でまっすぐ線を引いただけでも9,565.95 kmらしいです(Google Map情報)。車の買い換え基準は一説に走行距離10万kmだそうなので、東京からロンドンに車で行ったら帰りは新しい車に乗って帰ってくることになります。

こんなに離れている日本とヨーロッパですから、当然飛行機を使って移動します。日本からは直行便も多く出ていますが、乗り継ぎを利用する人も多いと思います。

昨年の3月にイタリアに行ったときは、僕も料金の関係で乗り継ぎを選びました。今回はそんな飛行機の旅のお話。

 

イタリアはどれくらい英語が使えるかわからない、治安が良くないところがあると聞き及んでいたのでさすがの僕も一人旅は遠慮したいと思い、高校からの友達の遠藤くんを誘いました。お互いにホテルを探して予約したり航空券を手配したりして、着々と準備が進みました。

ああ、前回のような悲劇は避けられると僕はすっかり安心しました。前回の悲劇ってなんだ?って方はこちらをどうぞ。

 

tanennsousikou.hatenablog.jp

 ある日、遠藤くんからLINEがきました。内容はこんな感じでした。

 

遠藤くん「イタリア行きたくなくなったから俺の分の航空券キャンセルしたわ」

 

遠藤オオォォォォォォォォォォッッ!!!!!

ありえねーだろ!先に行きたくないって言えよ!!なに平然と事後報告してんだよ!!

 

こんな訳で僕は悲劇を繰り返し、再びの一人旅に出発することになりました。

前回ロンドンに行ったときはツアーの関係でカタール航空だったんですが、今回はツアーを組まずなるべく安くをコンセプトにして航空券からホテルまで手配したのでターキッシュエアラインズで行きました。成田-イスタンブール-ナポリという行程です。

 

成田からイスタンブールまではやっぱり日本語が使えるので楽々でした。とはいってもやっぱり長旅は疲れますね。

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機内食。たしかイタリアン。

機内の時計をみながら腕時計とスマホの時間合わせをして、イスタンブールのアタテュルク空港に降り立ちました。現在はもうイスタンブール新空港が開港したのでアタテュルク空港は閉鎖されてしまっているらしいです。

アタテュルク空港はお店も充実していてなかなか快適に過ごすことができました。スタバとかもありましたしね。

僕が空港に着いたのは深夜3時くらいで、ナポリ行きは朝8時発だったので朝ご飯とかを食べながら過ごしました。ドーナツみたいなパンはシミットといって、トルコの伝統的なパンらしいです。

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クロワッサンもあったけどさすがにトルコなのでやめときました

地球の歩き方を眺めてナポリではどこに行こうかななんて考えながら朝ご飯を食べ、再び空港内をうろついていたら、空が白んできて人も増えてきました。時計をみたら搭乗時刻まで1時間くらいだったので、ゲートに向かいました。

ゲートには誰もいなくて、「トルコの人ってルーズなんだなぁ」とか思いながら待っていましたが、いっこうに人が来ません。乗客どころかCAさんも来ず、さすがにおかしいと思い電光掲示板を確認。なんとまあ、乗るべき飛行機が書いてないじゃないですか。

しかもそれだけじゃなく、掲示板の隅に表示されている時計がなにかおかしい。自分の腕時計とスマホが示す時間より1時間早い。

 

死ぬほど心臓をバクバクさせながら調べたら、なんとトルコはサマータイム導入国。しかも本来なら3月はサマータイムの時期じゃないのに、2016年からは通年サマータイムになったとのこと。サマーってなんだよ(哲学)

旅行ガイドブック/サイトなどでは情報が更新されていない場合も多く、また電子機器が自動で夏時間⇔冬時間の調整を行ってしまう場合もありますので、トルコへ渡航予定の方はこちらについても併せてご留意ください。

地球の歩き方より

地球の歩き方イスタンブール新空港開港およびサマータイムについて トルコ/イスタンブール2特派員ブログ | 地球の歩き方

下調べ不足、空港内の時計の確認不足といえばその通りなんですが、そもそもトルコは乗り継ぎで来ただけだし、まさか機内の時計が間違ってるとか思わないし・・・。

 

ターキッシュエアラインズのカウンターに行って、かくかくしかじがと拙い英語でエジルみたいな係員に説明。

僕「飛行機を逃しちゃった。」

エジル「わーお、それは残念。だけど弊社の過失じゃないから救済はできねーな!」

僕「うーんわかったよ、だけどどうしてもナポリに行きたいんだけどどうすればいい?」

エジル「明日の便に乗るか、イタリアの別の空港に降りて電車で行くかだね。てかお前、日本人だろ?俺日本のこと知ってるぜ!ニンジャ!サムライ!!」

僕「ああ、そう・・・(困惑)ちなみに一番すぐにイタリアに行けるのはどこ行きの便なの?」

エジル「ローマ行きがあるぜ!航空券は出発ロビーでしか買えないから一回税関を通んなきゃダメなんだけどな!」

僕「うわー、マジか。親切にどうもありがとう」

エジル「どういたしまして、マイフレンド!」

エジル良いやつすぎるだろ。なんか頑張って元気づけようとしてくれたし。あとマイフレンドってリアルで使うやつ初めてあったよ。さては陽キャだなテメー。

陽キャエジルの教えに従って、航空券を買うためにまずは税関へ。ほぼ顔パスでした。トルコが親日ってホントなのかもしれない。

そしてなんとかローマ行きの航空券を購入。当日でも3万円ちょっとってところにトルコとイタリアの近さを感じます。そしてカウンターで荷物を預け今度は出国審査。法制上のトルコ国内の滞在時間はたったの1時間くらいでした。

今度はしっかり空港の時計に時間をあわせ、2時間くらい前からゲートで待機しました。ゲート近くに軽食のお店があったのでトルココーヒーなるものを購入。写真では伝わりづらいと思いますが、コップは高さ4cmくらい。

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ちっさ!

トルココーヒーってなんぞやと思いながら飲むと、なにかものすごい苦い砂みたいなのが濁流となって口に広がりました。ウウッ。

トルココーヒーというのはドリップするんじゃなくて抹茶みたいにコップに粉を淹れる方式らしいです。そして最後に底に沈殿した粉で占いなんかもするんだとか。また一つ賢くなりました。

コーヒーを飲みながらローマ-ナポリ間の高速列車のチケットを予約。これでなんとかたどり着けると一安心。

 

ローマに着いてからはなににも構わずナポリへ直行。ローマの空港からテルミニ駅で乗り換えてナポリに行くまでの旅程を躍動感のある写真とともにダイジェストでどうぞ。

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うおおおおおお

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おおおおおおお

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テルミニ駅だあああああ

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フレッチャロッサああああああ

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羊だああああああああ

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ヴェスヴィオ山んんんんんんんん

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ナポリだあああああああああ!!!

という感じでなんとか16時くらいにナポリに到着。卵城とかいろいろ行きたいところはあったんですが、この日はもう断念。

 

サマータイムというのは日本で暮らしているとなじみがないですが、旅行の際には十分気をつけましょう。

空港とか駅とか、時間に沿って動いているところの時計を信じましょう。これが僕がトルコで得た教訓です。

 

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その日の夜はマルゲリータ(€1.20くらい)