たねんそうしこう

書く人は大学生です。インドアだったりアウトドアだったり。

一人旅は行ってみたら案外平気~友達に見捨てられて初海外~

Hello! 僕は旅行が好きです。どれくらい好きかというと、就活のエントリーシートの趣味に旅行って書くぐらい好きです。

国内だと草津、箱根、別府とかに行きました。これらの記事はまた別の機会に書こうと思っています。

海外だとイギリス、スコットランド、イタリアに行きました。今年はフランスとか行きたいですね。海外旅行の記事もまた別に書く予定です。

 

そんな僕が、今回は海外一人旅の話をしようと思います。

 

そもそも僕はそんなに一人旅をしようとか積極的に考えてはいませんでした。だって英語とか全然できないし、なんなら初めてイギリスに行くまでは国内でさえ一人旅はしたことがありませんでした。

海外旅行には英語は必須です。自分語りにはなりますが学校の授業の英語の成績は自信あったし英検も2級まで取りました。センター試験の英語とか8割とれてたし。

 

でもさ、授業と現実は別じゃん?

高校3年の時に山手線でインド人っぽい人に「スカイツリーまではどうやっていけばいいの?」って聞かれたときにはしどろもどろでしたよ。

結局言えたのは‘Oh! I have to change trains in this station!’でした。ごねんなさいインド人。その翌週用事があって、友達と上京したんですが同じインド人が山手線にいてめちゃくちゃびびった。

僕がスカイツリーまでの乗り換えを教えられなかったばっかりに彼らは山手線に幽閉されてしまったんだと思いました。なんてことをしてしまったんだ。でもそこでも僕は声をかけることが出来なかった。彼らは今も山手線に乗っているかもしれない。

話がずれてしまいましたが、要は僕は一人旅の経験がなければ英語も会話となると全然出来なかったということ。

 

ではなぜ突然一人旅をすることになったのか?それは大学1年生の春学期、語学クラスで友達になった細田くんが関係しています。

細田くんとは割と仲が良くて、夏休みに二人でヨーロッパに旅行に行こうという話になりました。どこの国に行きたいとかお盆は高いからはずそうとか、ざっくり計画も立てていました。そしてあるときこんな事件が起こりました。

 

僕「いやー、絶対旅行行こうね。もし細田くんが行けなくなっても一人で行っちゃうかも!ガハハ」

細田くん「そうなんだー」

僕「ん? まあ楽しみだねー」

-数週間後-

僕「細田くん!そろそろ航空券とかとらなきゃ!パスポートの番号教えてくらたら一緒に取っちゃうよ!」

細田くん「え?パスポートなんてつくってないよ?一人で行くんじゃないの?」

僕「はい?」

 

わかりましたか?このように、人間同士のコミュニケーションには齟齬が生まれることがあるんですね。このときはもうなんて言ったらいいかわかりませんでした。それって友達なの?って思うかもしれませんが、僕は細田くんとは友達だと思っています。

こんな感じで細田くんに不意打ちをくらったわけですが、僕の心はすでにヨーロッパにあり。今更あきらめるなんて心が許しませんでした。こうして僕は初一人旅へと足を踏み出したわけです。

 

とはいってもさすがに怖かったので、安心のツアーに参加しました。ツアーといっても何日間とか決まってて、出発日さえ決めればあとは航空券とかホテルとかを手配してくれて、現地では徹頭徹尾自由行動みたいなやつです。

僕が取ったのは「ロンドン7日間の旅」みたいなやつでした。カタール航空で成田空港発でドーハで乗り継ぎ、ロンドンの空港まで行くやつでした。カタール航空JALコードシェアしているのでCAさんも日本人の人がいて、ドーハまでは余裕で過ごせました。

ドーハもやることは乗り継ぎだけだったので早々にゲートさえ確認してしまえばとくに心配することはなく、無事に搭乗してロンドンにたどり着きました。

で、大変だったのはここから。まずは入国審査で入国の目的とか滞在日数とか聞かれます。まあ正直これは定型文なんで地球の歩き方さえ持ってれば英検2級の僕は無敵です。悠々と入国審査を抜けて、ツアーで予約しておいた送迎タクシーを見つけて乗ればホテルに着く・・・はずでした。

 

いない。僕の名前が書いてあるプレートを持って到着ゲートに待機しているはずの運転手がいない。え?これ詰んだんじゃないの?到着早々こんなことってある?と思いながら30分くらい探しても見つからない・・・。送迎はあきらめました。

調べたところ僕のついたロンドンのヒースロー空港からホテルのある市街までは公共交通では地下鉄で行けば一本のところだったので、券売機で切符を買って地下鉄に乗りました。ホテルの最寄りの駅の名前さえわかればたどり着けるんで、地下鉄は便利です。

 

ロンドンでどこに行ったとかおすすめの場所はどこかとかはまた別の記事にしたいと思うので、ここからは一人旅のなかで僕がどんなメンタリティでいたかを説明します。

f:id:meg_sato:20190618024654j:plain 

はじめは不安でいっぱいでした。ホテルに連れて行ってくれるはずの運転士はいないし、何より初めての海外だし。でもなんとか地下鉄にのってホテルについてチェックインしたことで少し自信がつきました。

どういう自信かというと、ホテルの最寄り駅と駅からのルートは把握したので少なくともこの路線にたどり着けばロンドンのどこにいてもホテルに戻れるんだと考えられるようになりました。これはロンドンが地下鉄網の充実した都市だからこそだと思います。

もう一つ自信がついた要因には、コンビニで買い物をしたということがあると思います。僕がホテルに着いたのは15時くらいで、チェックインしたあとにとりあえずタワーブリッジまで行って軽く観光をして18時くらいにホテルに帰って来ました。

で、晩ご飯をどうしようと考えたんですね。当時僕は大学1年生で昼ご飯は大抵友達と食べに行って、晩ご飯は家で自炊していました。その結果、一人でレストランに行くという発想が失われてしまっていたんですね。選んだのがコンビニでした。冷静に考えればレストランのほうがメニューみれば値段も書いてあるし、なにより多少まごついても観光客だし待ってくれます。反対にコンビニといえば地元の人が使うもので、我々も普段使いますけどレジでもたもたしている人がいたらなんだよって思っちゃいますよね。

でも、なぜか僕はコンビニを選びました。なぜでしょう。多分テンションが上がってたんでしょうね。冷静さを失って、レストラン怖いとか思っちゃいました。

コンビニではサンドウィッチとかジュースとかを買ったんですけど案の定レジでもたもたしちゃいました。だってポンド硬貨とかどれがどれだかわかんねーし。もうめちゃくちゃに焦りました。僕の後ろで並んでいる人たちはみんな屈強だし、質量の擬人化みたいな黒人のおばちゃん店員がめっちゃみてくるし(気のせい)

それでもなんとか買い物を終えて、部屋でサンドウィッチを食べながら冷静さを取り戻しました。そしてやっぱり思った。コンビニってハードル高いわ。でもそれを乗り越えたって事実は確実に自信になりました。今なら俺はなんでもできるぞ、そんな気がしました。

実際、翌日からはガンガンお出かけしてお土産屋さんのおじちゃんに話しかけたりバスの運転手に行き先を聞いたりと積極的にコミュニケーションを取ることができるようになりました。

 

日本にいるときよりもコミュニケーションに積極的になったのはコンビニの買い物を通して自分と現地の人が違うということに気づけたのが大きな要因だと思います。つまり、自分は観光客だと開き直ることができました。これは「旅の恥はかき捨て」的な意味ではなくて、「こちらがそれなりに振る舞えば丁寧に対応してくれる」ということです。

それなりに振る舞うというのは元気に笑顔で挨拶して、目を見て話して、ちゃんとお礼を言って、さよならときちんと伝えるということだけです。これだけやれば丁寧にわかりやすい言葉で対応してくれます。もちろんやらなくても観光客慣れしていますし、なにより対応に差があるかは実験していないからわかりません。でも、自分が笑って相手も笑ってたほうが、心細いときはいいと思いませんか?

極論一人旅は喋らなくても大丈夫です。なんとか生きていけます。しかし、そんな旅になんの意味があるんでしょうか。

 

旅は非日常を体験することです。そして旅の期間は有限です。そこにずっといたら旅ではなく永住で、非日常は日常になります。つまり、旅というものは限られた時間でいかに非日常の異文化にふれあうことが出来るかだと僕は思います。

だからこそ、積極的にコミュニケーションをとって相手からより多くの異文化情報を引き出す必要があります。異文化情報というのは「自分以外のすべてから得られる情報」であり、「雰囲気」と言ってもいいと思います。特に海外旅行というのは本質的に文化が違いますから、入手できる異文化情報も日本とは比べものにならない量になります。

自分が仏頂面で過ごすことで入手できる情報は少なくなってしまいます。相手が意識的・無意識的にかかわらず警戒してしまうからです。警戒した相手から情報を引き出すのは生半可ではありません。

 

とまあ学術的っぽく書きましたが要は「楽しめたかどうか」ってことです。たとえ作り笑いでも真一文字に口をつむぐよりは幸福度は高くなります。そこから挨拶をすれば自然とにこやかになります。あとはその場の勢いに従って行けばアイコンタクトもさよならの挨拶も意識せずにできます。

 

旅は笑いましょう。

これが僕が友達に見捨てられて初めて一人旅・海外旅行に行った時に得たメンタリティです。

そしてこれは間違っていないと思います。なぜならその後の旅でもこれを実践して楽しい旅行になっているから。イタリアに行ったときに僕が覚えておいたのは"buon giorno"と"grazie"そして"ciao"の3語だけです。それでもみんな優しく接してくれました。

一人旅とか海外旅行というのは確かに不安なものです。でも笑うことで一瞬で不安も期待に変わります。まずは作り笑いをしてみましょう。

 

それではご閲覧Thanks! Bye!