たねんそうしこう

書く人は大学生です。インドアだったりアウトドアだったり。

イタリアに行こうとしたらトルコで飛行機を逃した

ヨーロッパは遠い。

これは自明の事実です。反対にあちらから日本も遠い。東アジアのことを極東(Far East)ということからもそれはわかります。南極、北極、極東。つまり地球の端っこ。

東京からロンドンまでは地図上でまっすぐ線を引いただけでも9,565.95 kmらしいです(Google Map情報)。車の買い換え基準は一説に走行距離10万kmだそうなので、東京からロンドンに車で行ったら帰りは新しい車に乗って帰ってくることになります。

こんなに離れている日本とヨーロッパですから、当然飛行機を使って移動します。日本からは直行便も多く出ていますが、乗り継ぎを利用する人も多いと思います。

昨年の3月にイタリアに行ったときは、僕も料金の関係で乗り継ぎを選びました。今回はそんな飛行機の旅のお話。

 

イタリアはどれくらい英語が使えるかわからない、治安が良くないところがあると聞き及んでいたのでさすがの僕も一人旅は遠慮したいと思い、高校からの友達の遠藤くんを誘いました。お互いにホテルを探して予約したり航空券を手配したりして、着々と準備が進みました。

ああ、前回のような悲劇は避けられると僕はすっかり安心しました。前回の悲劇ってなんだ?って方はこちらをどうぞ。

 

tanennsousikou.hatenablog.jp

 ある日、遠藤くんからLINEがきました。内容はこんな感じでした。

 

遠藤くん「イタリア行きたくなくなったから俺の分の航空券キャンセルしたわ」

 

遠藤オオォォォォォォォォォォッッ!!!!!

ありえねーだろ!先に行きたくないって言えよ!!なに平然と事後報告してんだよ!!

 

こんな訳で僕は悲劇を繰り返し、再びの一人旅に出発することになりました。

前回ロンドンに行ったときはツアーの関係でカタール航空だったんですが、今回はツアーを組まずなるべく安くをコンセプトにして航空券からホテルまで手配したのでターキッシュエアラインズで行きました。成田-イスタンブール-ナポリという行程です。

 

成田からイスタンブールまではやっぱり日本語が使えるので楽々でした。とはいってもやっぱり長旅は疲れますね。

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機内食。たしかイタリアン。

機内の時計をみながら腕時計とスマホの時間合わせをして、イスタンブールのアタテュルク空港に降り立ちました。現在はもうイスタンブール新空港が開港したのでアタテュルク空港は閉鎖されてしまっているらしいです。

アタテュルク空港はお店も充実していてなかなか快適に過ごすことができました。スタバとかもありましたしね。

僕が空港に着いたのは深夜3時くらいで、ナポリ行きは朝8時発だったので朝ご飯とかを食べながら過ごしました。ドーナツみたいなパンはシミットといって、トルコの伝統的なパンらしいです。

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クロワッサンもあったけどさすがにトルコなのでやめときました

地球の歩き方を眺めてナポリではどこに行こうかななんて考えながら朝ご飯を食べ、再び空港内をうろついていたら、空が白んできて人も増えてきました。時計をみたら搭乗時刻まで1時間くらいだったので、ゲートに向かいました。

ゲートには誰もいなくて、「トルコの人ってルーズなんだなぁ」とか思いながら待っていましたが、いっこうに人が来ません。乗客どころかCAさんも来ず、さすがにおかしいと思い電光掲示板を確認。なんとまあ、乗るべき飛行機が書いてないじゃないですか。

しかもそれだけじゃなく、掲示板の隅に表示されている時計がなにかおかしい。自分の腕時計とスマホが示す時間より1時間早い。

 

死ぬほど心臓をバクバクさせながら調べたら、なんとトルコはサマータイム導入国。しかも本来なら3月はサマータイムの時期じゃないのに、2016年からは通年サマータイムになったとのこと。サマーってなんだよ(哲学)

旅行ガイドブック/サイトなどでは情報が更新されていない場合も多く、また電子機器が自動で夏時間⇔冬時間の調整を行ってしまう場合もありますので、トルコへ渡航予定の方はこちらについても併せてご留意ください。

地球の歩き方より

地球の歩き方イスタンブール新空港開港およびサマータイムについて トルコ/イスタンブール2特派員ブログ | 地球の歩き方

下調べ不足、空港内の時計の確認不足といえばその通りなんですが、そもそもトルコは乗り継ぎで来ただけだし、まさか機内の時計が間違ってるとか思わないし・・・。

 

ターキッシュエアラインズのカウンターに行って、かくかくしかじがと拙い英語でエジルみたいな係員に説明。

僕「飛行機を逃しちゃった。」

エジル「わーお、それは残念。だけど弊社の過失じゃないから救済はできねーな!」

僕「うーんわかったよ、だけどどうしてもナポリに行きたいんだけどどうすればいい?」

エジル「明日の便に乗るか、イタリアの別の空港に降りて電車で行くかだね。てかお前、日本人だろ?俺日本のこと知ってるぜ!ニンジャ!サムライ!!」

僕「ああ、そう・・・(困惑)ちなみに一番すぐにイタリアに行けるのはどこ行きの便なの?」

エジル「ローマ行きがあるぜ!航空券は出発ロビーでしか買えないから一回税関を通んなきゃダメなんだけどな!」

僕「うわー、マジか。親切にどうもありがとう」

エジル「どういたしまして、マイフレンド!」

エジル良いやつすぎるだろ。なんか頑張って元気づけようとしてくれたし。あとマイフレンドってリアルで使うやつ初めてあったよ。さては陽キャだなテメー。

陽キャエジルの教えに従って、航空券を買うためにまずは税関へ。ほぼ顔パスでした。トルコが親日ってホントなのかもしれない。

そしてなんとかローマ行きの航空券を購入。当日でも3万円ちょっとってところにトルコとイタリアの近さを感じます。そしてカウンターで荷物を預け今度は出国審査。法制上のトルコ国内の滞在時間はたったの1時間くらいでした。

今度はしっかり空港の時計に時間をあわせ、2時間くらい前からゲートで待機しました。ゲート近くに軽食のお店があったのでトルココーヒーなるものを購入。写真では伝わりづらいと思いますが、コップは高さ4cmくらい。

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ちっさ!

トルココーヒーってなんぞやと思いながら飲むと、なにかものすごい苦い砂みたいなのが濁流となって口に広がりました。ウウッ。

トルココーヒーというのはドリップするんじゃなくて抹茶みたいにコップに粉を淹れる方式らしいです。そして最後に底に沈殿した粉で占いなんかもするんだとか。また一つ賢くなりました。

コーヒーを飲みながらローマ-ナポリ間の高速列車のチケットを予約。これでなんとかたどり着けると一安心。

 

ローマに着いてからはなににも構わずナポリへ直行。ローマの空港からテルミニ駅で乗り換えてナポリに行くまでの旅程を躍動感のある写真とともにダイジェストでどうぞ。

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うおおおおおお

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おおおおおおお

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テルミニ駅だあああああ

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フレッチャロッサああああああ

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羊だああああああああ

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ヴェスヴィオ山んんんんんんんん

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ナポリだあああああああああ!!!

という感じでなんとか16時くらいにナポリに到着。卵城とかいろいろ行きたいところはあったんですが、この日はもう断念。

 

サマータイムというのは日本で暮らしているとなじみがないですが、旅行の際には十分気をつけましょう。

空港とか駅とか、時間に沿って動いているところの時計を信じましょう。これが僕がトルコで得た教訓です。

 

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その日の夜はマルゲリータ(€1.20くらい)

 

箱根温泉の持つ物語性についての一考察

「日本人が大好きなものといえば」と聞かれて皆さんはなんて答えますか?

最近だとタピオカとかになるんですかね。ラーメンとか寿司とか、食べ物じゃなければアニメとか漫画とかでしょうか。日本人は仕事も大好きですね()

 

中でもやっぱり温泉は別格なんじゃないでしょうか。日本人は温泉が大好きです。家には湯舟、街中には銭湯、旅行に行っても宿を選ぶときは温泉を確かめるんじゃないでしょうか。カプセルホテルでさえ温泉があったのには驚きました。

アジアは行ったことがないのでなんとも言えませんが、欧米はこんなに「お湯につかる」という行為を重要視していません。ホテルに湯舟はありますがどうもお湯を張ることは考えていないようで浅いもんです。もちろん、シャワーしかないホテルもたくさんあります。

 

日本人はいつから温泉が好きなのかというと、『日本書紀』には有馬温泉天皇が滞在したという旨の話があるそうなので、この時代には既に「温泉にはいる」という行為が特別な意味を持つことだったのがうかがえます。

また、土地ごとの風土や説話をまとめた『風土記』にも神様が温泉に入ったという話が載っています。

日本人は昔から温泉が大好きなのです。

 

さて、そんな温泉大好き日本人の例に漏れず、僕も温泉が大好きです。もっとも資金力に余裕がないので大抵は日帰りだったりなにかのついでだったりします。なのでそれほど温泉に造詣が深い訳ではありません。あしからず。

そんな僕が今回は箱根温泉について語ります。

 

www.hakoneyumoto.com

 

東京から箱根温泉へのアクセスはまさに抜群の一言です。小田急を使えば完全予約不要で行くことが出来ます。ロマンスカーは別ですが。話は逸れますがロマンスカーってすごくないですか?流線型の電車が地下鉄に乗り入れて地下を走ったかと思ったら箱根湯本まで登山しちゃうし。高低差どれくらいあるんでしょうね。

話を戻します。僕が初めて箱根に行ったのは大学1年生の12月だったんですが、夜の1時くらいに箱根に行こうと思い立って、翌日8時に湯本の駅に行きました。こんな行き方が出来るのは電車が充実してる箱根くらいなんじゃないですかね。

 

さて、僕が実際に行ったのは箱根温泉のなかでも湯本と呼ばれる場所で、箱根温泉の入り口といったところです。湯本からさらに登れば、大涌谷や強羅に行くことができます。

 

僕が箱根温泉に行って感じたことは「物語性があるな」ということでした。ちょっとなに言ってるかわからないと思いますが、つまるところ「温泉街としての統一感がある」ということです。

箱根はご存じのとおり山の中にあり、人が住むのは川に沿って少しある平地です。その結果小さな集落が連なった細長い街が形成されます。そんな土地では都市圏を拡大することができませんから、必然的に多くの産業の集積も発生しません。普通であればそんな街は大成することはできませんが、幸い箱根には温泉という資源が存在しました。

そんな地理的要因によって箱根は「温泉街としての統一感」というものを獲得することができたんじゃないでしょうか。

これは僕が行ったことのある別府温泉との比較なんですが、別府という街は海に面した開けた場所にあり、温泉以外にも住宅街や運動公園、漁港などが存在している一方で、箱根はその地理的条件から温泉しかありません。これが温泉街というイメージの統一感を高め、ひいては没入感を高めているんだと僕は感じました。

 

ラーメン発見伝』の登場人物のラーメンハゲこと芹沢達也は「ヤツらはラーメンを食べてるんじゃない。情報を食ってるんだ!」と言います。これは半ば客を馬鹿にした台詞ですが、もう半分は娯楽というものの本質だと思います。

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ラーメンハゲこと芹沢達也

箱根温泉は「温泉に入りたい」という人に対し、まさに温泉という情報だけを提供します。

住宅街や運動公園や漁港などがないため、箱根温泉に来た人は余分な情報に惑わされず「温泉街に来て温泉を楽しむ」という物語を純粋に享受できるわけです。そして自身が求めた物語が筋書き通り完結した満足感とともに家路につくのです。そしてそれを他者に伝える。その人が理想の物語を描き箱根にやってくる。満足感を得て帰り、また別の人に伝える・・・。

このように箱根という街が持つ地理的特性は、「箱根=温泉街」というブランディングに大きく寄与しています。

もちろん僕も箱根には温泉を求めて行き、そして自分が描いた物語をなぞることができました。

 

この物語性はなにも温泉だけにいえることではありません。観光地すべてに敷衍することができます。例えば京都に行ったら歴史的な建物で八ッ橋を食べるとか、ニューヨークにいったらオフィスビル街でハンバーガーを食べるとか。

こういった物語をなぞることができれば人間は満足できます。ではなぞることができなかったら?その答えがパリ症候群です。まあここまでなっちゃう人はほとんどいないでしょうけど。

パリ症候群 - Wikipedia

 

冒頭の日本人温泉大好き話からはかなり逸れてしまったのでここらで軌道修正したいと思います。

僕が今まで行った温泉は箱根と別府と草津です。それぞれ良いところがたくさんありました。今回は箱根のアンチテーゼみたいに別府を使ってしまいましたが、もちろん別府も楽しみました。泥風呂は初体験で楽しかったですね。

ただ、やはり別府がただの温泉街ではなくその他の情報も入ってきてしまうのは事実です。しかし逆に言えば別府では多様な楽しみに出会うことができます。

なにを求めるかは人それぞれで、僕の場合は「温泉」という物語を求めたので箱根に軍配が上がりました。

 

旅行をするときには「自分がどのような物語を求めているのか」ということを考えて目的地や旅程を組むと「満足のいく」旅行になるかもしれませんね。

最後にもう一度、ラーメンハゲのこの台詞を。

 

「ヤツらはラーメンを食べてるんじゃない。情報を食ってるんだ!」 

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ちなみにハゲというと怒る

 

一人旅は行ってみたら案外平気~友達に見捨てられて初海外~

Hello! 僕は旅行が好きです。どれくらい好きかというと、就活のエントリーシートの趣味に旅行って書くぐらい好きです。

国内だと草津、箱根、別府とかに行きました。これらの記事はまた別の機会に書こうと思っています。

海外だとイギリス、スコットランド、イタリアに行きました。今年はフランスとか行きたいですね。海外旅行の記事もまた別に書く予定です。

 

そんな僕が、今回は海外一人旅の話をしようと思います。

 

そもそも僕はそんなに一人旅をしようとか積極的に考えてはいませんでした。だって英語とか全然できないし、なんなら初めてイギリスに行くまでは国内でさえ一人旅はしたことがありませんでした。

海外旅行には英語は必須です。自分語りにはなりますが学校の授業の英語の成績は自信あったし英検も2級まで取りました。センター試験の英語とか8割とれてたし。

 

でもさ、授業と現実は別じゃん?

高校3年の時に山手線でインド人っぽい人に「スカイツリーまではどうやっていけばいいの?」って聞かれたときにはしどろもどろでしたよ。

結局言えたのは‘Oh! I have to change trains in this station!’でした。ごねんなさいインド人。その翌週用事があって、友達と上京したんですが同じインド人が山手線にいてめちゃくちゃびびった。

僕がスカイツリーまでの乗り換えを教えられなかったばっかりに彼らは山手線に幽閉されてしまったんだと思いました。なんてことをしてしまったんだ。でもそこでも僕は声をかけることが出来なかった。彼らは今も山手線に乗っているかもしれない。

話がずれてしまいましたが、要は僕は一人旅の経験がなければ英語も会話となると全然出来なかったということ。

 

ではなぜ突然一人旅をすることになったのか?それは大学1年生の春学期、語学クラスで友達になった細田くんが関係しています。

細田くんとは割と仲が良くて、夏休みに二人でヨーロッパに旅行に行こうという話になりました。どこの国に行きたいとかお盆は高いからはずそうとか、ざっくり計画も立てていました。そしてあるときこんな事件が起こりました。

 

僕「いやー、絶対旅行行こうね。もし細田くんが行けなくなっても一人で行っちゃうかも!ガハハ」

細田くん「そうなんだー」

僕「ん? まあ楽しみだねー」

-数週間後-

僕「細田くん!そろそろ航空券とかとらなきゃ!パスポートの番号教えてくらたら一緒に取っちゃうよ!」

細田くん「え?パスポートなんてつくってないよ?一人で行くんじゃないの?」

僕「はい?」

 

わかりましたか?このように、人間同士のコミュニケーションには齟齬が生まれることがあるんですね。このときはもうなんて言ったらいいかわかりませんでした。それって友達なの?って思うかもしれませんが、僕は細田くんとは友達だと思っています。

こんな感じで細田くんに不意打ちをくらったわけですが、僕の心はすでにヨーロッパにあり。今更あきらめるなんて心が許しませんでした。こうして僕は初一人旅へと足を踏み出したわけです。

 

とはいってもさすがに怖かったので、安心のツアーに参加しました。ツアーといっても何日間とか決まってて、出発日さえ決めればあとは航空券とかホテルとかを手配してくれて、現地では徹頭徹尾自由行動みたいなやつです。

僕が取ったのは「ロンドン7日間の旅」みたいなやつでした。カタール航空で成田空港発でドーハで乗り継ぎ、ロンドンの空港まで行くやつでした。カタール航空JALコードシェアしているのでCAさんも日本人の人がいて、ドーハまでは余裕で過ごせました。

ドーハもやることは乗り継ぎだけだったので早々にゲートさえ確認してしまえばとくに心配することはなく、無事に搭乗してロンドンにたどり着きました。

で、大変だったのはここから。まずは入国審査で入国の目的とか滞在日数とか聞かれます。まあ正直これは定型文なんで地球の歩き方さえ持ってれば英検2級の僕は無敵です。悠々と入国審査を抜けて、ツアーで予約しておいた送迎タクシーを見つけて乗ればホテルに着く・・・はずでした。

 

いない。僕の名前が書いてあるプレートを持って到着ゲートに待機しているはずの運転手がいない。え?これ詰んだんじゃないの?到着早々こんなことってある?と思いながら30分くらい探しても見つからない・・・。送迎はあきらめました。

調べたところ僕のついたロンドンのヒースロー空港からホテルのある市街までは公共交通では地下鉄で行けば一本のところだったので、券売機で切符を買って地下鉄に乗りました。ホテルの最寄りの駅の名前さえわかればたどり着けるんで、地下鉄は便利です。

 

ロンドンでどこに行ったとかおすすめの場所はどこかとかはまた別の記事にしたいと思うので、ここからは一人旅のなかで僕がどんなメンタリティでいたかを説明します。

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はじめは不安でいっぱいでした。ホテルに連れて行ってくれるはずの運転士はいないし、何より初めての海外だし。でもなんとか地下鉄にのってホテルについてチェックインしたことで少し自信がつきました。

どういう自信かというと、ホテルの最寄り駅と駅からのルートは把握したので少なくともこの路線にたどり着けばロンドンのどこにいてもホテルに戻れるんだと考えられるようになりました。これはロンドンが地下鉄網の充実した都市だからこそだと思います。

もう一つ自信がついた要因には、コンビニで買い物をしたということがあると思います。僕がホテルに着いたのは15時くらいで、チェックインしたあとにとりあえずタワーブリッジまで行って軽く観光をして18時くらいにホテルに帰って来ました。

で、晩ご飯をどうしようと考えたんですね。当時僕は大学1年生で昼ご飯は大抵友達と食べに行って、晩ご飯は家で自炊していました。その結果、一人でレストランに行くという発想が失われてしまっていたんですね。選んだのがコンビニでした。冷静に考えればレストランのほうがメニューみれば値段も書いてあるし、なにより多少まごついても観光客だし待ってくれます。反対にコンビニといえば地元の人が使うもので、我々も普段使いますけどレジでもたもたしている人がいたらなんだよって思っちゃいますよね。

でも、なぜか僕はコンビニを選びました。なぜでしょう。多分テンションが上がってたんでしょうね。冷静さを失って、レストラン怖いとか思っちゃいました。

コンビニではサンドウィッチとかジュースとかを買ったんですけど案の定レジでもたもたしちゃいました。だってポンド硬貨とかどれがどれだかわかんねーし。もうめちゃくちゃに焦りました。僕の後ろで並んでいる人たちはみんな屈強だし、質量の擬人化みたいな黒人のおばちゃん店員がめっちゃみてくるし(気のせい)

それでもなんとか買い物を終えて、部屋でサンドウィッチを食べながら冷静さを取り戻しました。そしてやっぱり思った。コンビニってハードル高いわ。でもそれを乗り越えたって事実は確実に自信になりました。今なら俺はなんでもできるぞ、そんな気がしました。

実際、翌日からはガンガンお出かけしてお土産屋さんのおじちゃんに話しかけたりバスの運転手に行き先を聞いたりと積極的にコミュニケーションを取ることができるようになりました。

 

日本にいるときよりもコミュニケーションに積極的になったのはコンビニの買い物を通して自分と現地の人が違うということに気づけたのが大きな要因だと思います。つまり、自分は観光客だと開き直ることができました。これは「旅の恥はかき捨て」的な意味ではなくて、「こちらがそれなりに振る舞えば丁寧に対応してくれる」ということです。

それなりに振る舞うというのは元気に笑顔で挨拶して、目を見て話して、ちゃんとお礼を言って、さよならときちんと伝えるということだけです。これだけやれば丁寧にわかりやすい言葉で対応してくれます。もちろんやらなくても観光客慣れしていますし、なにより対応に差があるかは実験していないからわかりません。でも、自分が笑って相手も笑ってたほうが、心細いときはいいと思いませんか?

極論一人旅は喋らなくても大丈夫です。なんとか生きていけます。しかし、そんな旅になんの意味があるんでしょうか。

 

旅は非日常を体験することです。そして旅の期間は有限です。そこにずっといたら旅ではなく永住で、非日常は日常になります。つまり、旅というものは限られた時間でいかに非日常の異文化にふれあうことが出来るかだと僕は思います。

だからこそ、積極的にコミュニケーションをとって相手からより多くの異文化情報を引き出す必要があります。異文化情報というのは「自分以外のすべてから得られる情報」であり、「雰囲気」と言ってもいいと思います。特に海外旅行というのは本質的に文化が違いますから、入手できる異文化情報も日本とは比べものにならない量になります。

自分が仏頂面で過ごすことで入手できる情報は少なくなってしまいます。相手が意識的・無意識的にかかわらず警戒してしまうからです。警戒した相手から情報を引き出すのは生半可ではありません。

 

とまあ学術的っぽく書きましたが要は「楽しめたかどうか」ってことです。たとえ作り笑いでも真一文字に口をつむぐよりは幸福度は高くなります。そこから挨拶をすれば自然とにこやかになります。あとはその場の勢いに従って行けばアイコンタクトもさよならの挨拶も意識せずにできます。

 

旅は笑いましょう。

これが僕が友達に見捨てられて初めて一人旅・海外旅行に行った時に得たメンタリティです。

そしてこれは間違っていないと思います。なぜならその後の旅でもこれを実践して楽しい旅行になっているから。イタリアに行ったときに僕が覚えておいたのは"buon giorno"と"grazie"そして"ciao"の3語だけです。それでもみんな優しく接してくれました。

一人旅とか海外旅行というのは確かに不安なものです。でも笑うことで一瞬で不安も期待に変わります。まずは作り笑いをしてみましょう。

 

それではご閲覧Thanks! Bye!

一人暮らしで必須の○○を紹介!一人暮らしに机は不要!!

2019年も早半年が過ぎようとしています。やべぇ、今年まだなにもしてねぇとお思いの方、奇遇ですね、僕もです。なんせ6月に一人暮らし記事を書いてるんですから。

 

さて、僕は現在大学4年生です。入学とともに上京してきて3年ちょっとたちました。そんな僕が本日は皆さんに一人暮らしについて色々紹介していきます。

   

本格的な紹介に移る前に、僕自身のことについて少し説明させてください。

出身は関東首都圏外で、大学は新宿から数駅のところに通っています。文系学部所属です。

生活はどちらかと言えばインドアで、帰宅時間は毎日21時くらいです。食糧事情について詳しくは後述しますが、現状はご飯だけ炊いておかずは外で買ってきています。

必要なものっていうのは人によって色々変わってくると思うので、こんな人ならこれが必要なのかなと思いながら参考にしてください。

 

必須なもの編

1.部屋選び

部屋選びはとても重要です。なぜならば部屋はあなたの生活の根幹であり、家具その他の寸法の基準となるからです。ですので、これを妥協してはいけません。

①部屋は大きすぎず小さすぎず、6畳間を目安に!

現在僕の暮らしている部屋は6畳一間+小さいクローゼットです。これで不便を感じたことはありません。というか都内の一人暮らしワンルームだとほとんど6畳一間になってると思います。

地方だと8畳のワンルームとかもありますが、あまり大きくてもそんなにメリットはないかなと思います。ただ、彼女や友達が入り浸るとなると6畳は狭いかもしれないですね。まあ僕はそんな存在いないので実証できないんですけどね。

 

②クリーニングは近くが良い

立地で重視することは、スーパーやコンビニは言わずもがなってことで割愛します。

ただ、クリーニングが近くにあるといいと思いました。塾講とかのスーツを使うバイト以外にも、大切にしたい服はクリーニングに出した方がいいですしね。なにより就職活動中は毎日スーツを着るのでワイシャツの洗濯とアイロンがけが必要になります。ただでさえ就活で疲れているのに、帰ってからそんなことしたくないですよね。なのでこれは大学生活後半で大事になってくるポイントです。

あとは家電量販店とか衣料品店とかのアクセスが良いかも地味に大事です。利用頻度は多くないですが、その分一度の買い物の荷物が大きくなったりします。僕は趣味でフットサルをやっているんですが、お店が遠いとシューズやウェアを買いに行くのがちょっと億劫です。アウトドア系の趣味の人はこういうところにも気を配っておくと、趣味に集中できると思います。

 

③配線系の確認は必須!コードは生活を堕落させる。

次が配線系の話です。現在、我々はインターネットをものすごく使います。それはそれはよく使うので、賃貸会社もネット回線有りの物件をおすすめしてきます。というかわざわざネット回線のない部屋を探す人のほうが少ないでしょう。

また、我々はテレビも観ます。最近は若者のテレビ離れとかよく聞きますけど、基本的には一人暮らしを始めるときはテレビも買いますね。

そしてコンセント。ネットを使おうにもテレビを観ようにも、コンセントがなければ始まりません。そしてベッドでスマホを使う人も多いと思います。そうなると部屋はコードで散乱してしまいます。

 

皆さん『割れ窓理論』って知っていますか?「建物の窓が壊れているのを放置すると、誰も注意を払っていないという象徴になり、やがて他の窓もまもなく全て壊される」という環境犯罪学の理論です。(詳しくはWikipediaを参照)

ja.wikipedia.org

これを一人暮らしに当てはめると、「一本のコードがだらしなく転がっていると、掃除を怠っているという象徴になり、やがて部屋全体が汚くなる」ということになります。そうなると思ってください。

 

さて、そこでコード類です。コードというものはなかなかぴったりな長さがなくて、いつもだらしなくなってしまいます。特にスマホの充電ケーブルなんかは最たるものですね。コードの散乱が目に見える形であることで、やがてそれが部屋全体に広がっていきます。

僕の場合はLANとTV線が部屋の対角線上にありました。僕はゲームをするんですが、そのためには本体にLANケーブルをつなぐ必要があります。その結果、コードが部屋を半周することになりました。そして「割れ窓理論」の登場です。そうです。たった一本のコードが引き金となって、部屋全体にものが散乱しました。

コードから授業のプリント、Amazonの箱、その他小物・・・。悲劇ですね。

 

結局ここでいいたいことは「LANとTV線は近くがいい。コードはまとめてみえないようにする」ってことです。Wi-Fiなんて無線なのでルーターはどこにあっても良いんですね。なんで極限までまとめましょう。ただしタコ足はしないように。

 

④コンロは2口以上あったほうがいい!

次はコンロについて。一人暮らしの自炊のコスパについては諸説ありますが、たまにはしたほうが良いと思います。僕も当初は自炊をしようと考えていましたし、実際にしていました。そこで問題になったのがコンロです。

僕の部屋はコンロが1口しかないので一度に作れる料理は一品になります。なのでせっかくおかずをつくっても、お味噌汁をつくっている間に冷めてしまうなんてことが日常茶飯事でした。ご飯だけに。

そうするとおかずをレンチンしなきゃいけなくなるわけですね。これはあくまで持論なんですが、できたてとレンチンでは明らかに幸福度が違うんですよ。そして僕の自炊計画は夏休みの忙しさとともに消え去って行きました。

はなから自炊をする気が無い人であればこれはそんなに重要なことではないかもしれませんが、コンロは2口以上あったほうがQOLは上がります。

 

2.一人暮らしに必須のアイテム達

電気ケトル

カップ麺に依存していようがいまいが、電気ケトルは必須アイテムです。特に僕のようなコンロが1口しかない部屋では重要度は跳ね上がります。コーヒーだったり紅茶だったり、あるいはインスタントのスープなんかもそうですが、お湯を使うものは大抵嗜好性が強いものです。これがあるだけで生活の質が上がるとかそういうものです。カップ麺も例外ではありません。嗜好性には劣りますが、5分かからずに食糧の準備が出来ることは生活の質をマイナスにしないためには重要です。

電気ケトルは何種類かありますが、僕はT-Falを使っています。T-Falはお湯が沸くのも早いし便利なんですが、どうやら使用とともに注ぎ口が熱で変形していくみたいです。なので時々注ぎ口から液だれしてしまいます。なのでやめた方がいいかも知れないです。ダイマかと思った?残念、ネガキャンでした!

 

②乾燥機付き洗濯機

人間は生活すると洗濯物がでます。そしてそれらは洗濯される必要があります。(日本語訳感)

これは非常に難儀なもので、洗濯には必ずしなければならないのにすぐには終わらないというアンビバレンスが存在します。一人暮らしの場合、自分が出かけている間は家事ができません。体はひとつですから当然です。さらに料理と違って洗濯は場合によっては近所迷惑になります。大学生(社会人も含む?)の生活習慣では日中は授業やらバイトやらで帰宅は夜になります。かといって夜にゴウンゴウンさせるのもあれだし、疲れて帰ってきて洗濯を待ってハンガーにかけて干すのも面倒です。

そこで乾燥機付き洗濯機が力を発揮するわけですね。学校に行く前に洗濯開始ボタンを押してしまえば授業を受けたりバイトをしている間に乾燥まで終わって帰宅すれば乾いた衣類がお出迎えってわけ。最高かよ。

 

正直、この二つがあれば一人暮らしが相当楽になると思います。一人暮らしというものは確かに親から離れて自由になる時間ですが、逆に言えば今まで親に任せていたことをすべて自分でやらなくてはいけないということでもあります。

そして大学生活は高校生活以上に体力を消耗します。特に上京者になると最初の数ヶ月は東京に順応するだけで疲れるので、家は完全に寝るだけの場所になります。外注できることを外注するだけで結構生活の負荷は下がると思いますよ。

 

不要なもの編

①アイロン道具一式

僕は一人暮らしを始めるにあたり、アイロンとアイロン台を購入しました。ところが現在は全く使っていません。理由はもちろんおわかりですね?(ワザップジョルノ風)

アイロンが必要なものはクリーニングに出してしまえばいいからです。疲れた体でアイロンがけをするのと130円でクリーニングに出すのはどちらが自分にとって良いか考えた結果、圧倒的にクリーニングでした。それ以上の理由はありません。

 

②テレビ

僕は普段実家でもあまりテレビをみません。皆さんの中でもテレビをみない人は結構いると思います。スマホがあれば十分ですしね。みもしないテレビに何万円もだして、スペースもとられてというのは頭の良いことではありません。もっとも、ゲームが好きな人は別です。それでも必要なのはディスプレイであってテレビではないですね。

 

③机

これは一人暮らし過激派の意見に思えるかも知れませんが、実際論理的に考えると机は不要なんです。ただし、ここで言う机は食卓として使う机という意味です。

まず、机ではなにをするでしょうか?ご飯を食べたりくつろいだりでしょうか。パソコンを使って課題をするとかの使い方もありますね。

では問います。それって、居間のど真ん中においてある机でやる必要あります?くつろぐならベッドでいいし、課題は机でやらなくてもいいんじゃないですか?

これはさすがに極端なので、一つ一つ説明していきます。まず、前提として6畳間で生活していると考えてください。居間にはすでにベッドやらテレビやら本棚がおいてあり、実質床がみえているのは2.5畳くらいで、しかもそのうち0.5畳はベッドを置いたことでうまれたデッドスペースです。

こんな状態で机をおいても、余計に部屋を狭くするだけにみえませんか?たとえ机を置いたとしても、狭いスペースに物が密集しているとそれだけで乱雑にみえます。あとはもう割れ窓理論一直線です。また、一人暮らしでは圧倒的に一人で部屋にいることが多いです。なので食卓机を置いたとしても周囲に友達はおらず壁をみながらご飯を食べることになります。さみしいだけです。

そこで僕が提案したいのがパソコンデスク・折りたたみ机方式です。略してPODシステム(PC desk and Oritatami Desk System)。普段の生活ではパソコンデスク課題をやったり食事をします。パソコンデスクは壁際に設置できますから部屋の中心をあけることができます。これは「どうせ友達がおらず食事のときに壁をみるならば、壁との距離が近くても遠くても変わらない。ならば空間リソースを有効に活用すべきである。」という考えに乗っ取っています。

ただしパソコンデスクだけでは普段省スペースになっても、友達が来たときに不便ですし、友達はどこに座っていいか迷うでしょう。友達が来た時点で優先すべきは空間リソースからコミュニケーションの円滑化に変化する訳です。そこで折りたたみ机です。普段は折りたたんでしまっておけて、友達が来たら出せば良い。まさに空間リソースの有効活用とコミュニケーションの円滑化双方に便利な代物です。

つまり、僕が机がいらないというのは、一人暮らしというものが持つ心理的・空間的要素を合理的に考えたうえでの結果であり、決して僕がミニマリストであるということではありません。

 

まとめ

服をたくさん持っている人、料理が好きな人、本をたくさん読む人、ゲームが好きな人、友達を毎日家に呼びたい人、友達を家に入れたくない人・・・それぞれ必要なものや不要なものは違います。ですので、最初にも言ったように僕の記事はあくまで参考くらいにしておいてください。

なにより現代はフリマアプリとかで不要だったら売れるし必要だったら安く買えます。こんな部屋がいいなというのもそのときの気持ちによって変わります。ですので、あまり深く考えすぎないのが一番大事なのかも知れません。その点で言えば、一人暮らしに必須なのは「今の自分が一番くつろぐことのできる環境をつくろう」という気持ちなんじゃないでしょうか。

漫画を紹介してみる~幸村誠『ヴィンランド・サガ』~

はい皆さんこんにちは、好きな食べ物はマックフライポテトのmeg_です。

2本目の記事は「漫画紹介」にしてみた。僕の好きな漫画のあらすじとかおすすめポイントを紹介していこうと思う。

 

その前に、なぜ今回漫画を紹介しようと思い立ったのか?ということについてちょっと話しておきたい。それは・・・

記事が思い浮かばないから

これ以上無いほど単純な理由だ。理由はこれでしかない。まあはてなブログ様の〈今週のお題〉は「雨の日をエンジョイ」だし、このお題に沿った記事と言うことでご容赦ください。

 

さて、僕は漫画が好きだ。雑誌形式では買わずに単行本買いをしているけれど、年齢と比較しても結構持っている方だと思う。

ただ、読んでいるのは王道のジャンプとかサンデーとかじゃなく、アフタヌーンとかバンチとかの漫画だ。なので、知名度で言えば2軍以下の漫画と言っても良いかもしれない。でも面白さで言えば超一流だと信じているし、なにより15巻前後にまとまっているから読み返しやすい。

 

では、前置きは異常にして僕のおすすめの漫画を紹介しようと思う。

 

 

幸村誠ヴィンランド・サガ

アフタヌーンにて連載中で、アニメ化進行中(しかもNHKで!)の漫画だ。

千年期の終わり頃、
あらゆる地に現れ暴虐の限りを尽くした
最強の民族、ヴァイキング
最強と謳われた戦士の息子トルフィンは、
幼くして戦場を生き場所とし、
幻の大陸"ヴィンランド"を目指す――
激動の時代で巻き起こる、
本当の戦士の物語サガ。

TVアニメ「ヴィンランド・サガ」公式サイト

 

現在21巻まで既刊で、そろそろ22巻が発行されると思う。

見所をいくつか挙げるとするならばこの3点だろう。

  1. 圧倒的画力によって描かれる迫力あるヴァイキングたちの戦い
  2. 各編に登場する魅力溢れる登場人物たち
  3. 本当の戦士とは?読み進めるほど深くなるストーリー

以下、それぞれの見所を詳細に語るので面倒な人は飛ばしてほしい。

 

1.圧倒的画力によって描かれる迫力あるヴァイキングたちの戦い

この作品は当初は週刊誌で連載されていたが、釣りばっかしている作者の執筆が追いつかず月刊誌に移籍したという経緯を持っている。月刊誌ということで描き込みに余裕ができたのかはわからないけれども、その画力は一見の価値ありだ。

激しい戦いで吹っ飛ぶ手足だったり略奪で散乱する樽やらなんやら、ヨーロッパの深い森に荒れる海原・・・とその描写は尋常ではない。ヴァイキングたちの戦いが大迫力で描かれている。

個人的には迫力のある戦場だけでなく、要所要所で作者の画力によって醸し出される空気感が好きだ。エフェクトなんて使わずに、背景だけで陰謀が渦巻く空気とか雪の積もった静謐な空気とかを表現しているのは素直にすごいと思った(こなみかん)

 

2.各編に登場する魅力溢れる登場人物たち

この作品には魅力的な登場人物が多数存在する。どれもこれも人間くさくてかっこいい人物ばかりだ。アシェラッドやビョルン、オルマルに北海帝国の王となるクヌートなどなど挙げればたぶん全員になってしまうので、特に僕が魅力を感じた登場人物について話させてほしい。

それはエイナルという奴隷編以降に登場する人物で、現段階では主人公のトルフィンと幻の大陸であるヴィンランドを探す冒険を行なっている。

初登場時では彼は奴隷だった。トルフィンに比べて頼りなくて、奴隷なのに働かされてる農場にいる女性に一目惚れして「この農場気に入った」とか言ってしまう。のほほんとしていた。かと思ったら怒りにまかせて自由民と喧嘩しちゃったり。

多分、エイナルは僕なんじゃないだろうか。

農民の家族に生まれて農民として生きてきて、戦争に巻き込まれて奴隷として売られる。自分で人生を決めたことはない。だけどどこか楽観的。トルフィンのいる生きるか死ぬかの戦場とは違うところの住民だ。

そんなところが、なんとなく自分に重なった。なんとなく決まったレールの上で生きてきて、どうにかなるだろうと楽観的に暮らしている自分に。

そんなところがたまらなく魅力的に思えた。

 物語が進むとエイナルは自分で人生を決めることになるのだが、彼がどんな選択をしたのかは自分の目で確かめてみてほしい。

 

3.本当の戦士とは?読み進めるほど深くなるストーリー

北欧神話を信仰するヴァイキングにとって、「本当の戦士」とは戦場で勇猛に戦いそして死ぬ戦士だ。彼らは戦場で死ぬために戦っている。

だがトルフィンの父トールズは最強を謳われながらも最後に選んだのは誰も殺さないことだった。「本当の戦士」とはなんなのか。トルフィンは答えにたどり着くことが出来るのか。これがこの作品の主題だ。

 正直、僕ははじめただのヴァイキング漫画だと思ってこの作品を読んでいた。トルフィンが戦場で活躍して、敵を倒していく漫画だと思っていた。

でもそれは大きな間違いだった。そもそもトルフィンが倒すべき敵は誰なのかという、もっと深い漫画だった。

 もちろん僕が最初に期待していたのはヴァイキングの大活劇だったが、この展開に不満はない。むしろ現在のほうが続きが気になるくらいだ。しかもこの「トルフィン大活躍」から「本当の戦士とは?」への展開が非常にスムーズなので、読んでいても分断を感じない。一読すれば誰でも物語に引き込まれること間違いなしだ。

 

 

この『ヴィンランド・サガ』という作品は現段階では起承転結でいうところの「転」にあたるところだ。これから物語がどのように進んでいくのか楽しみでしょうがない。

ぜひ読んでみてほしい。

 

あと、皆さんのおすすめも教えてね

 

 

 

 

はじめての記事なので初々しく右にならえしてみた

皆さんはじめまして。meg_といいます。以後お見知りおきを。

意味もなく大文字とか色文字とか使ってしまうのは初めての記事に浮かれてしまう人間の性みたいなもんだと思う。

 

さて、この記事は僕が人生で初めて人様に読んでもらおうと考えながら書く記事だ。

もちろん卒業文集とかレポートとかは書いてきたものの、不特定多数の皆様に読まれる前提なのはこれが初めて。しかも将来の夢とか「近代中国における思想家とその国際関係的背景」みたいな題目すら存在しない文章を書かないといけないという難しさもある。

 

例えるなら今まで調理実習しかやってこなかったのに突然自炊がはじまるみたいなもんだ。いや、社会に出るってそういうことなんだろうか。社会って厳しいな。大人っていつもこんな答えのないことを考えているんだろうか。すごいね。みんな、パパとママは日々こんなにも大変な社会の中で君たちを育てているんだよ。ありがとうってきちんと言おうね。

 

さて、全く書くことが思いつかないと思っていたら、右側にはてなブログからの助け船があるじゃないか。さすがはてなぶろぐ様、私のような遭難者に慈悲深く手を差し伸べてくださるとは・・・

それでは慈悲深いはてなぶろぐ様の助け船に乗って広大なネットの海を行く最初の一漕ぎをしてみよう。何をして良いかわからないときは右にならえ。それが社会を生き抜く術だ!

 

かんたんな挨拶や自己紹介をしてみましょう

こんにちは、meg_です。学生をしています。好きな食べ物はマックフライポテトです。

 

このブログでこれから書いてみたいと思っていること。「今日印象に残ったこと」などテーマをはっきりさせるとブログが続きやすくなります

特にテーマは決めず、僕が考えたことをつらつら語っていきたいと思っています。今日印象に残ったことは、スマホに覚えのないヒビが入っていたことです。悲しかった。

 

新しいブログを始めるにあたって、意気込みを一言!

1週間に2つは新しい記事を書きたいですね。

 

なんだこの文量は。中学生でももっとましな文章書けるんじゃないだろうか。この文章では「マックフライポテトが好きでスマホにヒビが入った人」くらいしか人物像がみえてこないじゃないか。

 

まあ、僕の人物像は今後記事か安定してきたらわかるということで良いんじゃないかな。まるで待っていればいつか凪ぎ風景を鏡映しにする水面のように。

いまは僕という名のひとしずくがネットという海に落ちた段階。凪が来るまでもうしばらくお待ちください。